無線LAN通信におけるWPA2の脆弱性について

こんにちは、ミウラネットワークスの三浦です。

今話題になっている無線LAN通信におけるWPA2の脆弱性についてです。
数日前よりSNSで話題になっていましたが、メジャーなニュースサイトでも取り上げられるようになってきましたね。

https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20171017_WPA2.html
(出所:IPA情報処理推進機構)
注意:最新の情報は都度更新されるとのことですので、最新情報はIPAの情報で確認して下さい。

対策としては、
・無線アクセスポイント(無線LANルータ)のファームアップデート
・無線端末のファームアップ、セキュリティパッチの適用
各ベンダも対応を急いでいるようです。すでに対応済のベンダもあります。使用している製品のホームページで確認して適用してください。

そもそも、無線アクセスポイントと無線端末の間の問題ですので、その上位レイヤで暗号化通信するhttpsやVPN通信は直接の影響を受けません。

また、無線アクセスポイント側の今できる対策として(これも応急的な策ですが)
・SSIDが隠蔽される「ステルスモード」
・無線通信できる端末の「macアドレス」のフィルタリングで制限する
などが考えられます。

それでも心配なら有線LANでどうぞ、
なのですが無線LANの利便性は捨てられないものですよね。重要な情報は対策がとれるまで無線LANを使わないというのが、当たり前ですが答えなのでしょうか。

ではまた。